アルインコのエアロバイクの故障の原因と、対処法について解説をしていきます。
アルインコの場合、旧来の重量級のエアロバイクと異なり軽量級のエアロバイクという存在があり、軽量級モデルと重量級モデルにおいては、実は故障のケースとそうではないケースが存在します。
ここでは、これは、故障に該当する、これはおそらく故障ではなく仕様のようなものでいわば商品自体の弱点が露見して問題になっている可能性があるちょっとした不具合だということを解説していきます。
なので、故障の場合は自分で修理することはできないんですが、故障ではないケースについては実は自分でも対処が可能でちょっとした緩んでしまったねじを回すだけで元通りになるケースもあります。
アルインコのエアロバイクは負荷をかけると故障する!?
アルインコのエアロバイクは不可をかけると故障するかという問題ですが、故障する場合もあれば、単に不具合という形で、動力部を連結しているモーターとプーリーという負荷をかける部分が緩んでいるだけでねじを締めれば元通りという場合もあります。
まず、アルインコの製品ですが、軽量さを売りにして即座に分解が可能な軽度のカバータイプと、完全な防護カバーでおおわれておりなかなか分解できない商品があります。
完全カバータイプの奴は旧来のエアロバイクと同じで重量がある分、不具合という形で、簡単に動力部のねじが抜け落ちるという問題は起きにくくなっています。
問題は、軽度のカバータイプのアルインコの製品は、軽量さを売りにしているため、動力部と負荷を与える部分の連結部が弱く、ここが不具合をまず起こします。
よくあるのは、ガタガタとペダルが正常に焦げなくなりふらつく問題が起こり、この問題を放置すると今度は動力部の留め具が外れ、まったくと言ってよいほど、エアロバイクに負荷がかからなくなるという問題が起きます。
なので、エアロバイクに負荷をかけると壊れるかについては、壊れると言い切れ、壊れる理由は、計量モデルの簡易カバーの奴はまずねじが緩み、最終的には壊れるというものですが、ねじを締めれば実は元通りになるので、簡易カバーをあけて動力部をむき出しにしてからボルトを締めあげれば、動力部が抜け落ちるという問題は解消されるでしょう。
なお、動力部と負荷部がおれたというのは自分で修理できないので残念ながら修理依頼という形になります。
アルインコのエアロバイク!異音がしたら要注意!?
エアロバイクで異音がしたら要注意と言われている理由は、ねじのゆるみが発生していて、ペダル部分と動力ユニット部分が怪しい状況になっているがゆえ、異音がしたら要注意になります。
特に危ないのが動力部内部のプーリーの連結が外れ、ある時急にペダルが軽くなり、まったくと言ってよいほど抵抗が無くなる点です。
こうなりますと、運動時において急激に抵抗がなくなるわけですから、力を入れていたペダルのパワーを受け止める物が無くなり、ものすごい速さで空回りしますのでけがをしてしまうかもしれません。
他にも異音がする原因ですが、アルインコは、エアロバイク内部の抵抗を与える部位がマグネットになり、この部位が磁石の役割を果たさなくなると途端に抵抗が失われるので、内部の磁石が壊れますとどうしようもありません。
と言いますのも、永久磁石というものは実は永久ではなく、動力部などに採用されていた場合、次第に動力部に抵抗を与えるパワーが弱まっていきます。
だから、エアロバイクは消耗品であるという理由は、内部構造の一部が急速に劣化していくからになりアルインコの場合、物によりますが500時間で寿命を迎えると言われているのは、内部構造の劣化が起こり、特にマグネットと内部ベアリングに内部ギアの破損が起こるがゆえです。
ベアリングの場合、交換すれば問題ない上、ベアリング自体はホームセンターなどで売っています。
問題はマグネットでこれはおそらく手に入れることができないのであきらめるしかなくギアも同様に入手は難しいでしょう。
アルインコのエアロバイクは分解して直すことはできる?
アルインコのエアロバイクは分解して直すことはできるかですが、修理自体は可能な部位とそうではない部位があります。
まず、動力部と抵抗部にあるマグネットは分解しても直せません。
他にもベアリングですが、ベアリングは、一応分解して内部に入っている鉄球を取り出して鉄球を交換するとかベアリング自体をホームセンターで購入して交換すれば問題ないんですが、抵抗を生み出すマグネットだけはどうしようもありません。
他にも内部ギアという内部に入っている鉄製の歯車も直せるかと言われると無理でその理由は、金属を削り出して歯車を作ることができない点、たとえできたとしても耐久性が疑問なのであきらめるしかありません。
他にも、抵抗を生むプーリーという部分の劣化により、ペダルを漕いだ際にうまく抵抗がかからなくなることがあり、抵抗力を与えるベルト動力などが摩耗や経年劣化によって伸びた場合交換という方法を取るしかないのでこれも修理できません。
分解して直すことが可能な点は、ペダルの部分のゆるみとか、ペダルのパワーを伝えるユニット内部のベアリングくらいで後は残念ながら分解しても修理できないです。
間違っても、抵抗を生み出す部分は修理しようと考えないほうが安全で、抵抗を生む部分の修理は一歩間違うとペダルを漕いでいる際に急激に抵抗を失い転倒する危険があるので分解して直すという考えは捨て去るほうが良いでしょう。
メンテナンスと称して注油するのも間違いで、油を注いだ場合、内部ベアリングの劣化が早まるのでやめておきましょう。
まとめ
エアロバイクですが、基本的に分解はNGで、その理由は抵抗を生み出すユニットが自分の力だけで修理した場合、完全な修理ではなく半端な修理かそれ以下の修理が原因で事故の原因になる可能性があるので絶対に抵抗を生み出す部分の修理とか分解はやめておいたほうが安全です。
もし分解して直したいと願うのであれば、ボルトやねじのゆるみを直す程度にしておくのが安全で、絶対に油を注いでメンテナンスをしようと思ってはいけません。
油を注いだメンテナンスは、必要以上に潤滑をよくしますが、それと同時に汚れも大量に付着させるので商品の寿命を損なうので危険です。
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