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バーミキュラ炊飯器のデメリット6選!後悔しないための徹底解説

炊飯器

バーミキュラ炊飯器は、「世界一おいしいご飯が炊ける」と評判の高級炊飯器です。鋳物ホーロー鍋とIHヒーターを組み合わせた独自の構造により、ご飯をふっくら炊き上げることができます。しかし、その反面で「重くて扱いづらい」「保温機能がない」「こびりつきやすい」「手入れが大変」「炊飯に時間がかかる」「値段が高い」といった、日常使いにおけるデメリットも多く存在します。

購入前にはこれらの注意点をしっかり理解して、自分のライフスタイルに合っているかを検討することが大切です。

鍋が重すぎて扱いが大変

持ち運びに力が必要

バーミキュラ炊飯器の鍋は、鋳物ホーロー製という特殊な素材で作られています。
この素材は熱をしっかり閉じ込めておいしく炊き上げる反面、とても重いのが特徴です。
3合炊きのミニでも約2.8kg、5合炊きではなんと約4kgもあります。
この重さは、鍋を取り出して洗ったり、移動させたりするときに、力を使わなければならず、特に高齢の方や力の弱い方には大変です。
毎日使う道具としては、手軽さに欠けるのが難点です。

洗うのが大変

重い鍋を洗うのも一苦労です。
しかも、内釜のように軽くはないため、シンクの中でゴトンと置いたり、うっかり落としたりすると危険もあります。
また、両手で支えて洗う必要があるため、時間も手間もかかってしまいます。
普通の炊飯器のようにサッと取り出して洗えるわけではないので、忙しい人や家事が苦手な人には扱いづらいでしょう。

火傷のリスクも?

鍋自体が金属製で、調理後はとても熱くなります。
そのため、素手で触ると火傷するリスクもあります。
ミトンや鍋つかみを使わなければならず、「炊き上がったらすぐに茶碗によそう」といった手軽さはありません。
家族みんなが扱う場合には、特に子どもや高齢者がうっかり触らないよう注意も必要です。

保温できないのは致命的?

すぐに食べないといけない

バーミキュラ炊飯器には、一般的な炊飯器のような「保温機能」がありません。
そのため、ご飯が炊きあがったらできるだけ早く食べる必要があります。
仕事や学校の都合で食事のタイミングがズレる家庭では、この仕様が大きな不便になります。
時間差で食べたいときには向いていないと言えるでしょう。

忙しい家庭には不向き

「ご飯はいつでも温かく食べたい」という人にとって、保温機能がないのはかなりのマイナスです。
共働き家庭や子どもが塾などで帰宅時間がバラバラな家庭では、家族ごとに炊き直すわけにもいかず、温かさをキープするのが難しいです。
バーミキュラを使うなら、食べる時間に合わせて炊飯を予約するなど、時間管理が必要になります。

冷凍保存が前提

バーミキュラで炊いたご飯を保存する場合、多くの人が「炊きたてをすぐ冷凍保存」しています。
確かに冷凍すれば温かくおいしい状態を保てますが、解凍にはレンジが必要で、手間がかかります。
また、毎回冷凍保存する前提なら、容器の準備や冷凍庫のスペース確保も必要になります。
「ご飯は手軽に保存していつでも食べたい」という人には向かないでしょう。

ご飯が鍋にこびりつく

内側にコーティングなし

バーミキュラ炊飯器の鍋は、テフロン加工などの内側コーティングがされていません。
これは素材そのままの性能を活かすためですが、その分、ご飯が鍋にくっつきやすくなっています。
特に炊き上がり直後にすぐに混ぜなかった場合、底や側面にこびりついてしまうことも。
日々の炊飯で毎回こびりつきが気になるのは、ストレスに感じる人も多いです。

手入れが手間

こびりついたご飯を落とすには、水に浸けてしばらく置いたり、スポンジで丁寧にこすったりと手間がかかります。
しかも、ホーロー素材は強くこすると傷がついてしまうこともあるため、力加減にも注意が必要です。
「サッと水で流して終わり」とはいかないため、忙しい日や疲れているときには面倒に感じることが多いです。

蒸らし方で差が出る

バーミキュラの炊飯では、炊き上がり後の「蒸らし方」によって、こびりつきの度合いやご飯の仕上がりが大きく変わります。
具体的には、炊き上がったらすぐにしゃもじでほぐし、中央にご飯を寄せて山を作ると蒸気がうまく循環し、こびりつきが減ると言われています。
しかし、この工程を忘れたり急いでいたりすると、ご飯が鍋に貼りついてしまい、洗い物が大変になります。
このように、ちょっとした手間が仕上がりに大きく影響するのも、デメリットの一つです。

毎回のメンテナンスが大変

錆びやすくて注意が必要

ホーロー鍋は水気に弱く、特に鍋のふちやフタの裏など、細かい部分に水が残っているとすぐに錆が出ることがあります。
そのため、使った後はすぐにしっかり洗い、完全に乾かすことが大事です。
うっかり水滴が残っていたり、濡れたまま放置したりすると、せっかくの高級鍋にサビが出てしまうかもしれません。
日々の扱いに注意が必要です。

すぐ洗わないとダメ

ご飯を食べ終わった後、他の家事や片付けを後回しにしたくなる気持ちはわかりますが、バーミキュラの鍋はそうはいきません。
使用後すぐに洗わないと、ご飯のこびりつきが固まったり、サビの原因になるからです。
「夜遅くなったから明日洗おう」と思って放置することができず、毎回すぐに洗って拭いて…という手間がかかるのが現実です。

時間のない人には不向き

メンテナンスをしっかり行えば長く使えるのがバーミキュラの魅力ですが、その分、毎回の手入れは欠かせません。
サボるとすぐに不具合が出たり、見た目が悪くなったりします。
そのため、仕事や育児で忙しい人、ズボラな性格の人には正直不向きかもしれません。
便利さや手軽さを求める人よりも、「道具を育てる」という気持ちで手間を楽しめる人に向いている炊飯器です。

時間もお金もかかる

炊飯に時間がかかる

バーミキュラ炊飯器で白米を炊くには、浸水の時間を含めると約60分かかります。
一般的な炊飯器なら30~40分程度で済むところを、1時間も待たなければいけないのは、忙しい朝や急にご飯が必要なときには不便です。
タイマー予約は可能ですが、思い立ってすぐ炊けるという手軽さはありません。
日常使いよりも、時間に余裕がある日向きです。

値段が高い

バーミキュラの炊飯器は、一般的なモデルに比べてかなり高価です。
たとえば、5合炊きのライスポットは約87,000円、3合炊きのミニでも70,000円以上します。
この価格は高級家電の部類に入り、気軽に買えるものではありません。
「本当に値段に見合った価値があるのか?」と考えると、迷う人も多いでしょう。

コスパを感じにくい人も

高い値段を払ったからには、無水調理や低温調理など多機能をしっかり使いこなしてこそ、コスパが良くなります。
しかし、「ご飯を炊くだけ」としか使わない人にとっては、コスパが悪く感じることもあります。
特に、料理が苦手だったり、平日は使いこなす余裕がない人にとっては、価格に対しての満足度が低くなりがちです。
購入前に、自分の生活スタイルに合っているかよく考える必要があります。

まとめ

バーミキュラ炊飯器は、確かにご飯をおいしく炊くことができる魅力的な調理家電です。
ですが、「高い品質=誰にでも合う」というわけではありません。
重さや手間、保温できない点など、使う人を選ぶ一面もあります。
とくに「時短」「手軽さ」「安さ」を重視する人にとっては、ストレスになるポイントも多いでしょう。
一方で、料理を丁寧に楽しみたい人や、毎日の食事にこだわりたい人には、バーミキュラの魅力がしっかりと響くはずです。
自分の生活スタイルとよく照らし合わせて、後悔のない選択をしてください。

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